2026年6月2日
この日
Amazonにてこの
HDCP2.3 ARC対応
HDMI 音声分離器
RATOC Systems HDMI Audio Extractor RS-HD2HDA2-4Kを購入しました。
このときの私 アールエーアール鈴鹿にとって、まさに痒いところに手の届くこんなデバイスが有ったとは、まったく知りませんでした。
この機器を知る切っ掛けになったのは、再三このオーディオライフコーナーに登場してくる
ChatGPTのお陰だったのです。
確かに前々回の
動画 「ガレージオーディオライフの宿題」で自宅居間に構築しました 新オーディオシステムですが、その計画段階からひとつの懸念がありました。
それは私の愛用
notePC Dynabook BZ55/HB をネットストリーム音楽配信サービスのオーディオプラットフォームとして活用し、
HDMIでデジタル接続した
AQUOS内蔵の
Onkyo HDMI SOUND SYSTEMのヘッドフォンアナログアンプより出力した音声アナログ信号を
Lepai LP-2020A+ パワーアンプによって
Pyle PCB4BKスピーカーで再現することは、とても良い考えだと思いましたが、どうしても
AQUOSのイヤホン出力段が気になっていました。
つまり
AQUOSが受信したデジタル音声信号をアナログ変換しているイヤホン出力コンバーターの内容がブラックボックスであり、折角のデジタル音声信号が勿体ないことになっていないか、ただそれだけが唯一の懸念材料だったのです。
そして一週間ほど前に、
ChatGPTに構築したばかりの新オーディオシステムについてその妥当性を問う質問を、サイトページに掲載した内容を添付する形で投げかけてみました。
以下にそのやり取りの内容全文を掲載します。
少々長くなりますが、この度の新オーディオシステムの構想の全貌や今回の
HDMI 音声分離器
HDMI Audio Extractor の投入に至った理由が明らかになりますので、最後までお付き合い願います。
アールエーアール鈴鹿:
この度私は現在の
Volumio 3 音楽配信プラットフォームとは別に新しくネットストリーム音楽配信用オーディオシステムを構築しましたが、以下にその詳細を記します。
ChatGPT:
ぜひ詳細を教えて下さい。
構成機器、接続方法、ネットワーク構成、
DACやアンプ、使用している配信サービス、そして実際の音質傾向や課題なども含めて頂けると、かなり具体的に考察できます。
例えば以下のような情報があると解析しやすいです。
プレーヤー/ストリーマー
OS・配信プラットフォーム
DAC
クロック系
LAN/Wi-Fi構成
電源構成
アンプ
スピーカー/ヘッドホン
デジタル接続方式
USB
S/PDIF
AES/EBU
I²S
TOSLINK など
使用サービス
Qobuz
TIDAL
Spotify
radiko など
現在感じている音質的特徴
問題点
改善したい点
Volumio 3 系との比較
かなり技術寄りの内容でも大丈夫です。
アールエーアール鈴鹿:
そしてさらに私にとってとても重要なこの新システム構築の理由は、
Amazon Musicの存在でした。
現在私は
Volumio 3 プラットフォーム
(Browse)を使用して
Sportifyや
YouTube Music の音楽ストリーム配信を主に利用しています。
しかし実際に
Amazon Music の音楽配信サービスもフルに利用したいのでプレミアム会員契約をしていますが、
Volumio 3 は、そのストリーム配信は利用出来ません。
どういうことかと申しますと、実は私が年間契約している
Volumio 3 音楽再生プラットフォームは、とても優れた機能を持った音楽再生専用OS ですが、
Spotifyや
YouTube Musicのプラグインは設定出来るのですが、
Amazon Music についてはそもそもプラグインの設定すらありません。
もちろんそれぞれ個別に会員登録をした上でサブスクリプション契約することは当然必要なわけですが、プラグインの設定すら無いのではストリーミング配信の恩恵は受けられませんし、プラグイン設定が初めから無いのですから必然的に音楽再生は出来ません。
ダウンロードしファイルした音楽の再生は可能ですが、それでは
Volumio 3 でストリーミング配信を聴く意味がありません。
ところが私の
notePCにダウンロードしている
Amazon Music の専用ソフトであればそれを専用プラットフォームとしてブラウザが利用出来ますので、サブスク契約さえすればストリーミング配信も受信できますし、私の
notePCから
AQUOSに
HDMIのデジタル機能を使ってデジタル音声信号も発信可能になります。
従ってそのデジタル音声信号を
AQUOS 内蔵の
ONKYO HDMI MUSIC SISTEMでコンバーター処理され、同時に内蔵された
DACアンプによって精緻なアナログステレオ信号をイヤーフォンジャックより
Lepai LP-2020A+ パワーアンプに出力すれば、ほとんど劣化の無いアナログ音声データを
Pyleスピーカーまで届けられる筈だと考えました。
PCと連動している
AQUOSによって高い精度の
Amazon Music のストリーミング配信された音楽を手軽に再生することが可能です。
これがこの新オーディオシステムを構築するもうひとつの大きな理由です。
しかもそれだけではありません。
notePCそのものが音響プラットフォームのブラウザとして機能しますので、ストリーミング配信されるのはなにも音楽配信サイトだけではありませんから、それらの音響についてもフルスペックの利用が可能になります。
つまり
PCでストリーミング配信可能な
Netflixや
YouTubeなどの動画配信についても同時に音声や音楽が再生出来るわけですから、
AQUOS内蔵スピーカーよりも幅の広いより質の高い音楽再生が可能になるわけで、視聴する側にとってはより音質重視の音声や音楽が自在に手に入りとても拡張性の高い音響空間が演出出来ると考えています。
ChatGPT:
とても理にかなった構成思想だと思います。
しかも単なる「
PC音源を鳴らす」ではなく、既存の
Volumio 系ネットワークオーディオの弱点を、別系統の
AVプラットフォームで補完している点が非常に興味深いです。
特に重要なのは、あなたが今回のシステムを「
Amazon Music対応のための代替手段」としてだけではなく、
PCブラウザを中核とした万能ストリーミング端末
HDMIによる高品質デジタル音声伝送
TV内蔵
DAC/アンプの有効利用
外部パワーアンプによる駆動力補完
動画系ストリーミングとの統合
として構築している点です。
これは実際かなり合理的です。
Volumio 3 の本質的制限
あなたの理解はほぼ正確です。
Volumio公式サイト の思想は、
ローカル音源
NAS
Web Radio
一部クラウドストリーミング
に最適化された「オーディオ専用
Linux環境」です。
しかし問題は、
Amazon Music が比較的閉じた
DRM保護環境を採用している点です。
Spotify Connect のような外部実装向け
APIが弱く、
DRM
HD/UHD配信
認証
専用アプリ依存
暗号化経路
などが強いため、
Volumio側で正式統合しづらいのです。
これはあなただけでなく、
Linux系ネットワークオーディオ全般の長年の課題でもあります。
あなたの構成の技術的に優れている点
1.
HDMIを「高品質デジタルオーディオ伝送」として使っている
ここが非常に重要です。
多くの人は
HDMIを単なる映像ケーブルと見ますが、本来
HDMIは:
PCM
Dolby
DTS
ハイレゾ音声
などを伝送する高帯域デジタルインターフェースです。
つまり、
notePC
↓
HDMI
Sharp AQUOS
↓ 内蔵
DAC
アナログ出力
↓
Lepai LP-2020A+
↓
Pyle スピーカー
という経路は、理屈として非常に自然です。
2.
AQUOSを「
AV DAC兼プリアンプ」として利用している
これは実はかなり面白い発想です。
Sharp の
AQUOS上位機種には、かつて
ONKYO 監修音響システムがかなり本格的に組み込まれていました。
つまり
TV内部に:
HDMIレシーバ
DSP
DAC
小型アンプ
が既に存在しています。
あなたはそこを「音響ハブ」として利用している。
これは
AVアンプ簡略版に近い考え方です。
3.
LP-2020A+ を後段に置いた判断
Lepai LP-2020A+ は小型ながら、
高効率
低発熱
十分な中域密度
を持つ定番
Class-D/T系アンプです。
TV内蔵アンプのみより:
駆動力
ダイナミクス
スピーカー制御
が向上する可能性があります。
特に
Pyle系の比較的鳴らしやすいスピーカーとは相性は悪くないはずです。
4. 「
PCを音響プラットフォーム化」したのが本質
ここが最大のポイントだと思います。
あなたの新システムは実質:
「
PCベース統合AVオーディオシステム」
になっています。
つまり:
Amazon Music
Netflix
YouTube
YouTube Music
Spotify Web
ブラウザ音声
ローカル動画
ライブ配信
など全部を統合出来る。
これは専用音楽
OSでは逆に難しい部分です。
音質的にもかなり理にかなっている
特に良いのは:
デジタル区間が長い
PC →
AQUOS までが
HDMIデジタルなので、
ノイズ混入
アナログ減衰
グラウンド影響
をかなり避けられます。
おそらく現在のボトルネック
もし今後さらに改善するとすれば、最大のボトルネック候補は:
AQUOSのイヤホン出力段
です。
TVのイヤホン出力は:
小型
OPAMP
保護回路
ノイズ対策優先
で作られるため、
S/N
出力インピーダンス
ライン出力純度
は専用
DACより不利です。
将来的に考えられるアップグレード
もし今後さらに音質追求するなら:
HDMI Audio Extractor
を導入すると面白い可能性があります。
つまり:
PC HDMI
↓
HDMI Audio Extractor
├
HDMI映像 →
AQUOS
└
SPDIF/LINE OUT →
DAC or Amp
という構成です。
これなら
TV内部回路をバイパス出来ます。
ただし現在構成にも大きな利点がある
重要なのは、
「既存機材を最大限有効活用している」
ことです。
これはオーディオ的に非常に健全です。
しかも:
Amazon Music完全対応
動画音声も高音質化
システム統合
運用性向上
という実利が非常に大きい。
単なる“代用品”ではなく、
Volumio系とは別方向へ進化したシステムになっていると思います。
以上が私と
ChatGPTとのやり取りの全文です。
(段落を除き無編集)
私の新オーディオシステムの概要と大変詳細な技術的解説でしたが、内容はほぼ高評価だったと思います。
私としては
Volumio系プラットフォームと
Amazon Musicの技術的な互換性の難しさについての考察は、とても参考になりました。
つまりアールエーアール鈴鹿の新オーディオシステムは、
Volumio / Linux系オーディオ専門プラットフォームの欠点を補完して充分余りある有効なシステムであることが、これで立証出来たかと思います。
そしてさらに
ChatGPTは私が懸念していた通り、
AQUOS イヤホン出力段のオーディオ運用を考えた場合の力不足に触れて、欠点と云っても良いその部分をフォローする技術的な提案を行っています。
それが冒頭から紹介している
HDMI Audio Extractorを追加すると云う改善策でした。
実は私はこの
ChatGPTの意見をこの目で確かめるまで
HDMI Audio Extractorなどと云うデバイスの存在すら知りませんでした。
そしてこの
HDMI Audio Extractorと云う機器を、早速
Amazonで探しましたら、実に多種多様の製品が出品されていまして、正直いったいどれを選択して良いのか随分迷いました。
しかし商品のレビュー、
Amazonベストセラー1位であることや、製造は中国でも日本の中小企業ブランドであることなどが最終的に決め手になりました。
このRATOC Systems HDMI Audio Extractor RS-HD2HDA2-4Kを新オーディオシステムに導入して最初に感じた
Pyle PCB4BKスピーカーが発した音声の印象は、それまでの
AQUOSのイヤホン出力に依存していたときと比べると遥かに繊細で解像度の高さを感じました。
実際にもうひとつの
Volumio 3 に特化したオーディオシステムと比べても、音質的にはほぼ同等の再現力です。
確かにスピーカーの性能差は如何ともしがたく、音響的にはやや深みが足り無いと云えばそれまででしょうが、実際にはそれはほとんど好みの違いでしか無いと思います。
また動画内でも触れていましたが、この新オーディオシステムを稼働させているときは、
AQUOS内蔵スピーカー音声はミュートにするのが必須です。
(動画の場合はゼロ)
理由は
動画をご覧になれば判りますので、どうぞそちらで確かめて下さい!
そしてこの新オーディオシステムにはまだまだ発展性と改善点があります。
現時点でその具体的な内容には触れませんが、私の中では既にひとつの改善案と、さらにもうひとつの拡張案が閃いています。
まだナイショ
!
さてこうしてアールエーアール鈴鹿のオーディオライフもこれからまだまだ続きそうなので、もうこれ以上ムダな「これにてオシマイ宣言」は止めます。
当然ながら更新の約束はしませんが、どうか気長に見守ってやって下さいませ。